2008年12月12日

忙しい人のための競艇 

エンジン台帳をつけたり、選手の近況をチェックするのに時間の
とれる人は、比較的しっかりとした予想が出来ると思うが、ひと月
に1〜2回しか競艇にかかわれない20〜30代の忙しいサラリーマン
数少ない休日にネットを必死で見たり、詳しい人に聞いたりして、
なんとか、今の競艇のトレンドに付いていくしかない。
ただ、競艇の予想というものはある程度、継続的にレースを見て、
細部にわたって色んな要素をチェックしていないと、勘が弱くなってくる
し、外れても納得できないケースが増える。.

そこで忙しい人に私がオススメするのは、数少ない休日に本場に
行ったときは、「説明が上手で信頼できる」予想屋の話を
できるだけ張り付いて聞くことだ(予想を全て買う必要は
ないが、お礼程度には買ったほうがいいと思う)。私は久々に本場に
行ったときに、多摩川ではここ、平和島ではここ、江戸川ではここ、
話を聞くための予想屋をきめていて、1レースからお話を伺ってると、
その場の最近のトレンドがおおまかに掴めるようになっている。

ただ、予想屋に予想を丸投げするのは面白くないので、あくまで
参考・授業を受けているつもりで接することが上手い予想屋との
付き合い方だ。予想屋は金融でいうと「投資信託」に似ていて、
資産を預けて予想を委託するような性質があるが、コンサルタント
アナリストとしての側面があるのも、投資信託のそれと似ている。
本場には結構面白い予想屋がいるので、色々回ってみてほしい。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所ありです)
【競艇の最新記事】
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2008年11月16日

スター不在

今のスポーツ界はスター不在と言われることが多い。イチロー、
松井秀喜や、引退した中田英寿、高橋尚子は超一流アスリートだが
より国民全体を熱狂させる「長嶋茂雄」のようなスーパースター
求める声は大きい。長嶋を求める人々にとっては、イチローや中田
は少々賢すぎで、物足りないと思うのだ。

現代日本は国民の嗜好が多様化してて、国民の意思を統一して
応援するようなスターが現れにくい状況だというのがひとつの原因
だとは思うが、それと同時に今のスポーツは高度な頭脳戦であり
一流はおしなべて頭脳派アスリートである。しかし日本の国民は
あまり「頭のいい」ところを見せられすぎると、萎えてしまう人が
結構多い。長嶋が頭を使ってなかったわけではないと思うが
あのキャラで頭脳派タイプも兼ねるのは非常に難しいと思う。
つまり「アホなキャラ」では、トップのなかのトップに立つのは
難しい時代になっていると思うわけだ。

スキーの原田雅彦や野球の新庄、サッカーのゴン中山は、キャラ
先行で実力も超一流だが、イチローほどのトップクラスになると
少々クールにならないと、成績を維持できない。イチロータイプ
これからも登場すると思うが、長嶋タイプはこれからなかなか
出てこないと思う。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所あり)です
posted by super-express at 15:20| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月10日

WOWOWエキサイトマッチ

我々日本人が海外ボクシング試合に触れるときに一番利用
されるのがWOWOWエキサイトマッチだ。この番組、私が
高校生ぐらいのころから(女性アシスタントを除き)出演者
がまったく変わっていない。高柳謙一アナ、ジョー小泉、
浜田剛史の3名。あれだけ長い期間同じメンバーであれば
普通なら「そろそろ他の奴に代われ」という声が聞こえて
きそうなものだが、この3名が出演していることについては
ネット等を見てもほとんど批判意見は見たことがない。

ボクシングマスコミにはもちろん優秀なボクシング記者
ライターその他関係者はゴマンといるだろうが、あの3名
には独特のチームワークというか、ホノボノとした雰囲気がある。
あの3名を越える後任はなかなか見つからないのではないか。
たまにボクシングヲタである香川照之が番組に登場するが、
彼は素晴らしい知識の持ち主で、かつテレビタレントとしても
申し分のない適役のはずなのに、彼が番組に加わると、どこか
番組的にしっくりこない感じになってしまう。

私はこれからもあの3人で続けてほしいと思うし、年齢的にも
あと15年以上は可能(ジョーさんは難しいか)だと思う。
徹子の部屋のような長寿番組になってくれることを密かに
期待している。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所あり)です
posted by super-express at 19:17| ボクシング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

王貞治監督

選手としては言わずとしれた偉大な「世界の王」であることは
間違いないが、監督としての王さんが高い評価を受けることに
ついてはどうしても私は疑問がある。ダイエーホークスの監督
として95年に監督に就任したが、前任者・根本氏の遺産(戦力)
をことごとく潰した感があるし、既存の戦力を全然生かせないから
球団側が赤字覚悟で大補強、強引なドラフトを繰り返し
(工藤・武田・松中・井口・柴原・新垣・山田秋・山村、、、城島の
入団過程も実は少し怪しげだ)、99年に尾花コーチを呼んでやっと
優勝した。

ダイエーホークスはパリーグでは選手にかけるカネが桁違いの球団だっ
だった。ホークスが勝ち組球団であること自体には別に問題だとは
思わないがホークスが勝つのは「王監督のおかげだ」みたいな感想は
とても持つわけにはいかない。あれだけ膨大なカネをかけて14年間
でリーグ優勝は3回。2005年は実質1位だが、無駄を省いて
効率的に戦力を生かすロッテとほぼ互角なのは情けない。ここ10年
西武やロッテにはとことん負けまくっているし、素人目で申し訳
ないが、策のないもったいない負け方ばかりが印象に残る。

ところで、ダイエーソフトバンクの前身が「南海」であったこと
は20歳以下の人たちは知らないと思うが、私は晩年の南海をよく
覚えている。身売りを前にした南海は貧しくともチームカラー
しっかりした好感度の高い球団だった。そして杉浦監督の感動の名言
「行ってきます」によって受け継がれたダイエー初期の時代は
南海の雰囲気を残したままの牧歌的な時代。その後、福岡ドームが
出来てホークスは王監督に受け継がれたわけだが、王監督はどことなく
南海を馬鹿にしたようなことを言うことがよくあったことを覚えて
いる。旧来のファンはこれでカチンときたらしく、南海ファンのHPを
見ると結構、王監督への批判が辛辣である。南海バッシングが
当時、王が成績を残せなかった八つ当たりにしか見えなかったから
である。

人間的には素朴で、悪い人ではないし、基本的に真面目な人だと
思うが、世間が無批判に「王監督は偉大」みたいなことを言ってる
のを聞くと、違和感がある。

実は20年近く前、王監督が巨人軍の監督だったとき、マスコミ
采配などについて批判されることが結構あった。しかし最近は
王批判記事は全くなくなってきていて、野球ファンのなかでは
「名監督」扱いする人も多い。冷静なイチローですら王を神格化する
傾向がありこれは少し気持ちが悪い。

先々月に14年間という長期監督生活にピリオドを打ったわけだが
監督がどうというより世間の持ち上げ方に疑問をもってしまう
私である。

※日リベの記事の転載(加筆箇所あり)です
posted by super-express at 18:23| 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月01日

晩秋のSG

8つのSGのなかでどれが一番好きかと聞かれたら、
チャレンジカップ、と答える。晩秋の暮れかかっている競艇場
で賞金王出場をかけて選手のモチベーションがもっとも高まる
このSG。微妙な賞金差で12位以内が決まるので最終日の最後
の最後まで息が抜けない。特別選抜A、Bの賞金までファンも
選手も意識することになるし、賞金下位の選手も優勝すれば
賞金王の切符がもらえる可能性が残っていたりするので皆、真剣だ。

そして全てが終わる優勝戦後、沈む夕日を見て感傷にふけるのも
最高のひとときだ。思い出のチャレカとしてひとつ挙げるなら
2001年に西島義則が5号艇から2コースに前づけして、
インの松井を差しきったレース。あれには戦慄が走った。
場外で観戦していたものの、家に帰るまで興奮が収まらなかった
ことを覚えている。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所あり)です
posted by super-express at 01:55| 競艇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月30日

ガッツ石松

ガッツ石松は若い世代からは、お笑い芸人のような扱いで
見られていて、私もボクシングを見るようになる前はそういう
認識だったが、対デュラン戦、対ゴンザレス戦をはじめとする過去
の試合を見てから考え方が変わった。「ガッツ」というリングネーム
やキャラから連想するといかにも熱血ファイターイメージするが
実際は後ろ足に重心を置きディフェンシブなスタイルをとる、
クレバーなタイプのボクサーだったのだ。タレントとしてのガッツしか
知らない者がはじめて彼の過去の試合を見ると意外な驚きを感じる
と思う。

方言を使いボケ(たふり?)キャラでテレビに出てると、
とかく誤解されやすいが、実力をひけらかさず、慎ましいところが
彼の良さかもしれない。そういえば、大橋秀行に
よる対リカルド・ロペス戦もガッツの解説だったが、他の解説者
(沼田義明)が大橋への身びいき解説だったのに対し、ガッツは
冷静にロペスの実力を見極めていたのが印象的だった。
これから、もっと彼の解説を聞きたいものである。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所あり)です
posted by super-express at 00:59| ボクシング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

PPV(ペーパービュー)について

一試合単位で中継映像を販売するCS放送などで使われはじめて
いる形態だが、私はこの傾向には少々危機を感じる。一般的な子供
のいる家族を考えた場合、この方法だと「両親」に「積極的」に
購入意欲がなければ、権限もお金もない子供は色々なスポーツ
触れることができない。

例えば、80年代のボクシングレナードやハグラーの試合は
アメリカ人なら誰でも見ることができたし、日本でもテレ東で
放送していたが、今、バレラやメイウェザーのビッグマッチを
見ようと思っても、アメリカではPPV契約なしでは見ることが
できない(日本はWOWOWに契約しなければならない)。

ボクシングはアメリカでは暴力的だとみなされているからかも
しれないが、90年代に活躍したボクサーのなかには、子供の
ころアリやフォアマンに憧れた者も多いわけで。PPV化は
将来の有望顧客、スター候補の芽を摘んでしまう結果になるの
ではないかと。日本でサッカー野球のビッグゲームがPPV形式
で放送されることはこれからもないと思うが、子供は必ずしも
メジャーな競技だけを見たいわけでなく親と違った趣味を持つことも
あるわけで、多少マイナーなスポーツでも、試合を夜中に
「こっそりと」見て国内外のスター選手のプレーに密かに憧れ、
夢をあたためる子はいくらでもいるはず。

「大人になって自分の金で見ればいい」と言う人もいるだろうが
子供のファン層を拡大することは非常に大事だし、大人になってから
初めてその競技の面白さを知り「さあ一流選手を目指そう」という気に
なっても、時は既に遅い。スポーツ全体の振興のためには夜中でいいから
地上波放送で色々なスポーツを取り扱うことが本当は理想である。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所あり)です
posted by super-express at 11:40| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月25日

プレーオフについて

この制度は、どういう客層をターゲットにしているかというと、
基本的には「普段のペナントレースを見ない(見られない)人」
だと思う。プレーオフはW杯やオリンピックのように短期集中で
勝負を決めてしまうところに特徴があって、これは、年間通して
見るのがシンドイ人、それほど野球を普段見ない層には分かりやすく
かつお祭り的に盛り上がるのに格好のイベントである。

本来、野球は半年間に渡る長期のドラマを楽しむのに向いた
「持久戦」タイプの競技であって、短期決戦には本来向かない
性質があると思う。監督は投手起用を先のことを見据えて計算
するし、野手の成績も一定の試合数をこなすことにより、
価値がでてくる。そしてファンも長い目で春からチームの浮き沈みを
見守るという見方をしてきた。

この制度によって長期戦という性質はそのまま残るにしても、
見られ方が変わったと思う。その見られ方とは、競艇でいえば
ペナントは予選、プレーオフは準優勝戦、日本シリーズは優勝戦に
例えることができる。つまりペナントレースは秋の大イベントのための
「予選」の色合いが強くなってきたわけだ。

私はプレーオフに必ずしも反対の立場ではないけれども、この制度が
はじまってから個人的にも野球の観戦の仕方がやや変わってきたような
気がする。「3位でいい」という戦い方はこれまではありえなかった
からだ。比較的、旧来・既存のプロ野球ファンにプレーオフの評判が
悪いのはこういうわけなのである。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所あり)です
posted by super-express at 23:33| 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

門田博光を再評価しよう

南海やオリックスで活躍した門田博光は、通算本塁打数が歴代3位
通算安打は歴代4位、通算打点は歴代3位。まさに日本を代表する
バッターなのだが、新聞テレビではそれほど注目されていない。
20歳以下の人には名前すら知られてない可能性もある。

門田が現役であった期間は、王や長島、張本や野村克也が現役のころ
から、野茂がいたバファローズや全盛期のライオンズ(工藤や渡辺久)
時代にいたるまで、長期間に渡るが、40歳を越えた晩年でも
年間30〜40本以上、本塁打を打っているところが凄い。王や長島
張本が全盛期のライオンズ投手陣を打ち込めるかどうかは疑問だが
門田は「伝説のプレーヤー」の時代から「メジャーに通用する
プレーヤー」の時代にいたるまで新旧あらゆる大投手を打ち込んでいる
ところが特徴。全盛期の工藤や渡辺久を打てるということは、松坂や
上原相手でも十分通用することが推定できる。

また、驚かされるのは、彼の身長が170センチ程度しかなかった
ことだ。体重は確かにあったが、あの上背で40歳を越えて40本以上
HRを打てるというのは奇跡に近いことだと思う。王やイチロー
もちろん超偉大なプレーヤーだが、マスコミはもっと門田の名前を
どんどん出してもらいたい。私は「好きな選手は?」と聞かれたら
「門田と落合」と答えることにしている。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所あり)です
posted by super-express at 22:59| 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月23日

旧共産圏の格闘家

東欧、旧ソビエト出身格闘家の猛攻著しい。これは相撲やプロ格闘技
の世界ではここ数年はずっと指摘されていることだが、ここ数年、
ボクシングのヘビー級タイトルにおいてWBA、WBC、IBFの
各団体が軒並み旧ソビエト勢ばかりにタイトルを持っていかれる事態
になっていることを多くの格闘ファンは知っているだろうか。(

ヘビー級といったら誰もがタイソンやホリフィールドのような
アメリカの黒人がタイトルを保持していることをイメージするだろうが
実は昔とは違うのである。ボクシングのヘビー級も黒人初のヘビー級
チャンプであるジャック・ジョンソンの登場以来の大きな変革期がきて
いるのかもしれない。

話は変わるが、相撲の朝青龍はいかにも自由社会で育った奔放な
キャラクターのように見えるが、モンゴルはつい10年ちょい前まで
(1992年まで)は国名が「モンゴル人民共和国」であり社会主義政党が
政権を握っていた。彼も実は琴欧州や露鵬などと同じく共産圏で育った
人間の一人である。あの恐怖すら感じさせる立会いのスピード、そして
あの鋭い目つきは、ヒョードル、勇利アルバチャコフ、そして格闘家
ではないがプーチン大統領のあの恐ろしく冷徹な眼差しに共通するもの
である。

そもそも、北の人間は基本的にパワー派が多いと思う。大相撲の戦後の
大横綱といえば、大鵬、北の湖、千代の富士の名を誰もが挙げるが
3人とも出身は北海道である。(大鵬はロシア系の血も入っている)。
厳しい寒さに耐える人々が、さらに共産国の厳しい規律のなかで生きて
いれば、強いに決まっている。格闘技を見るにあたっては、南の黒人や
ラテン系の人達と、北の共産圏の人達との戦い(いわばリズム対パワー
の戦い)を見るというのも、面白い視点である。

※日リベの記事の転載(一部訂正箇所あり)です
posted by super-express at 06:34| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする